多機能電話機のファンクションボタンに、いろいろな機能を割り付けると、このボタンを押すだけで利用できるようになります。ファンクションボタンへの機能割り付けは、工事段階で設定す
るものと、特番を使って行えるものがあります。
また、アピアランス機能レベルの機能ボタン設定は、ボタン設定のほかにも工事段階の設定が必要な場合があります。ここでは、特番を使って割り付けられるボタンだけを説明しています。

一般機能レベルの機能ボタンを設定する

  1. スピーカ を押す。
  2. 9 1 7 を押す。
     9 1 7 は、機能ボタン設定(一般機能レベル)の特番(初期値)です。
  3. 割り付けたい(ファンクションボタン)を押す
  4. 機能番号を押す機能番号は、『ファンクションボタンの機能番号一覧』を参考にしてください。
    例:14(不在着信転送ボタンの機能番号)を押した場合
  5. スピーカ を押す。
    付加番号を入力する機能の場合は、保留ボタンを押してからスピーカボタンを押してください。

これで、ファンクションボタンへの割り付けができました。
「ファンクションボタンの機能番号一覧」についてはこちら

こんなときは
複数のファンクションボタンに登録したい
手順3と手順4をくり返します。

アピアランス機能レベルの機能ボタンを設定する

こんなときは
アピアランス機能レベルの機能ボタン設定は、システム管理者用として設定された電話機のみ行えます。
すでにアピアランス機能レベルの機能ボタンが設定してある場合は、設定内容をいったん解除してから、改めてほかの機能を設定してください。
詳しくは『 解除のしかた』を参照してください。

ここでは例として、多機能電話機のファンクションボタンに、仮想内線ボタンを割り付けます。

  1. スピーカ を押す。
  2. 9 3 8 を押す。
     9 3 8 は、機能ボタン設定(アピアランス機能レベル)の特番(初期値)です。
  3. 割り付けたい(ファンクションボタン)を押す。
  4. * 0 3 を押す。
     * 0 3 は、仮想内線ボタンの機能番号です。
  5. 割り付けたい内線番号(仮想内線番号)を押す。
  6. 保留 を押す。
  7. 着信音を鳴らしたい時間帯の番号を押す。
    時間帯は、1~8 の中から選ぶことができます。
  8. 保留 を押す。
  9. 着信音を遅らせて鳴らしたい時間帯の番号を押す。
    時間帯は、1~8 の中から選ぶことができます。
    こんなときは
    「鳴動 設定」と「遅延鳴動 設定」の時間帯を、同じ時間帯に設定することはできません。
  10. 保留 を押す。
  11. スピーカ を押す。

これで、仮想内線ボタンの割り付けができました。

こんなときは
複数の仮想内線ボタンを割り付けたい
手順3~手順10 をくり返します。

確認のしかた

  1. Help を押す。
  2. (ファンクションボタン)を押す。
    押したファンクションボタンの登録内容が表示されます。
  3. 待ち受け画面に戻るときは Exit を押す。

解除のしかた

  1. スピーカ を押す。
  2. 9 1 7 または 9 3 8 を押す。
    9 1 7 は、機能ボタン設定(一般機能レベル)の特番(初期値)です。
    9 3 8 は、機能ボタン設定(アピアランス機能レベル)の特番(初期値)です。
  3. 解除したい(ファンクションボタン)を押す。
    押したファンクションボタンの登録内容が表示されます。
  4. 0 0 0 を押す。
     0 0 0 は、ファンクションボタンの解除番号です。
  5. スピーカ を押す。

これで、ファンクションボタンを解除できました。

こんなときは
BCA-ZD 収容状態では、#08:Bluetooth Connect ボタンおよび#09:Bluetooth Path ボタンの登録解除はできません。

ファンクションボタンの機能番号一覧

※1 欄は、カールコードレス電話機(子機)のファンクションボタンでも割付できる機能に「○」を記載しています。
※2 欄は、マルチラインデジタルコードレス電話機のファンクションボタンでも割付できる機能に「○」を記載しています。
また、割付できない機能には「×」を記載しています。

こんなときは
  • 機能番号が “*” で始まる機能は、アピアランス機能レベルの操作で割り付けてください。
  • 機能ボタンを登録直後にシステムの電源を切る場合、登録した機能ボタンの内容がシステムに書き込まれたことを
    確認してください。
ボタン名 機能番号 ※1 ※2
ワンタッチ 01 +相手番号(最大24 桁)
DSS(内線呼出、状態表示) 01 +内線番号
マイク 02 × ×
着信拒否 03
BGM < ON/OFF > 04 × ×
ヘッドセット 05 × ×
転送 06
会議 07
着信履歴 08 × ×
運用モード切替 09 +運用モード番号1~8、トグル切替0
着信転送 10
話中転送 11
不応答転送 12
話中・不応答転送 13
不在着信転送 14
フォローミー 15
テキストメッセージ 18 × ×
グループ放送 19 +放送グループ番号1~8
放送 20
内線グループ呼出 21 +内線ページンググループ番号1~64(8)
内線一斉呼出 22
内線グループ呼出応答 23 × ×
代理応答 24
他グループ代理応答 25
グループ指定代理応答 26 +代理応答グループ番号1~64(8)
共通・個別短縮 27
共通短縮ワンタッチ 27 +共通短縮番号○ ○
個別短縮ワンタッチ 27 +個別短縮番号○ ○
グループ短縮 28 ○ ○
グループ短縮ワンタッチ 28 +グループ短縮番号
リピートダイヤル 29 × ×
セーブドナンバーリダイヤル 30
メモダイヤル 31 × ×
口頭会議招集 32
話中呼出 33
通話割り込み 34+内線番号または*
予約(外線・内線共用) 35
ステップコール 36
バイパスコール 37
伝言 38 ×
ルームモニタ 39 ×
送話カット 40
ブザー 41 +内線番号 × ×
幹部着信代理応答 42 +内線番号 × ×
折り返し転送 43
共通保留 44
個別保留 45
内線グループ一時離脱 46
リバース・ボイスオーバー 47 +内線番号 ×
ボイスオーバー 48 ×
コールリダイレクト 49 +内線番号またはボイスメール番号
アカウントコード 50 ×
 汎用リレー 51 +リレー番号(0、1~8)
着信お待たせ設定 52 +着信グループ番号001~100(1~8)
着信お待たせメッセージ起動 53
ドアホン着信の外線転送設定 54 ×
内線名称編集 55 ×
在席表示操作 56 +在席表示盤のランプ番号1~300
在席表示 57 +在席表示盤のランプ番号1~300
内線グループ毎の自動転送設定/解除 58 +内線グループ番号1~64(8)
内線グループ毎の自動転送設定/解除 59 +内線グループ番号1~64(8)
内線グループ毎の自動転送設定/解除 60 +内線グループ番号1~64(8)
ID 入力 61
発番号通知拒否モード(INS) 63 ×
キーパッドファシリティ 64
INS 通信中転送 65
アプリケーションボタン 76+任意のダイヤル(最大8 桁)
外線毎の自動転送ボタン 81 +転送用の外線番号
切断再捕捉 84
発番号非通知拒否設定 86
発番号による着信拒否設定 87
ダイヤルイン呼番号毎のモード切替 88
個人登録発信規制機能スイッチ 89
個人登録発信規制データ登録 90
ドアホン呼び出し 97
KDDI 光ダイレクト着信転送 #01 +内線番号
パワーセーブ #06 +パワーセーブグループ番号(00、01~32)
Bluetooth Connect #08 × ×
Bluetooth Path #09 × ×
メジャーアラーム #11
マイナーアラーム #12
内線 *00 × ×
外線 *01 +外線番号
索線 *02 +外線グループ番号001~100(1~8)
仮想内線 *03
パーク保留 *04 +パーク番号1~64
ステーションパーク保留 *07
セキュリティ放送 *32
セキュリティセンサ連動 *33
システム着信履歴 *35 ×
ボイスメール操作
メールボックス 67 +メールボックス番号
スキップ 68 + 0
バックスキップ 68 + 1
通話録音 69 + 0
消去・再録音 69 + 1
消去 69 + 2
通話録音-呼出 69 + 3
留守番電話 70 +メールボックス番号
留守番応答メッセージ切替 71 +メールボックス番号
リモート・カンファレンス通話録音 #10